寂しがり屋ほど議論が好きなのか

なんらかの意思決定のための建設的な議論という意味ではなく、単に主張と反論の声が大きいという意味だ。自分の考えに自信がない人ほど、他者にそれを聞いてもらい、リアクションを伺うことで安心しようとする。自信の程を誇示しているのではなく、大きな声をあげないと保たないほど自信がないのだろう。

反論についてもしかりだ。自分の意見や感覚に共感者が少ないと、どうしても寂しさを感じる。だからこそ仲間を増やしたい一心で声を荒げる。気持ちは分かるが、周りからは更に浮く結果となる。

私もよく、好きな本や映画、音楽を人に勧めたくなる。その人が私と同様に気にいるか、確かめたくて仕方ないのだろう。大抵、満足のいくフィードバックは得られず終わる。なかなか学ばないものである。